寝違えについて

一般的に寝違えとは、寝ている間に不自然な姿勢が原因となり、首や肩に負担がかかって、目が覚めた時に強い痛みが出る症状のことを指しています。首周辺の筋肉が、軽い肉離れを起こしている状態とも言えるでしょう。多くの人が経験したことのある症状です。

寝違えの症状

具体的な寝違えの症状としては、首が動かない、動かすと頭が痛い、一定の方向しか向けない、その他にも腕にしびれをきたしたり、頭痛を発症することもあります。なぜ起床した時にこのような症状が発生しているのかと言うと、その原因は睡眠中に不自然な姿勢が長時間続いたことが原因です。この間に首の周りなどに本来であれば必要のない負担がかかってしまいます。

日常的に睡眠中に首や肩を冷やしている人、寝返りを打つ回数が少なく同じ姿勢が続く人、腕の使いすぎによって首や肩の筋肉、関節などに負担がかかっている人は、寝違えを起こしやすいため十分な注意が必要です。万が一寝違えてしまったら、一番は無理に首を動かさないことが重要です。腫れや熱感があればアイシングを行い、痛みが落ち着いてきたら今度は温めましょう。