背中の痛みについて

圧迫骨折や疲労骨折、骨粗鬆症や帯状疱疹、胃がん、大動脈解離、気管支炎など、背中の痛みを伴う病気はたくさんあります。

原因と症状

背中の痛みは、神経疾患が原因で引き起こる場合や心因性が引き金になって発症する場合など、さまざまな原因が考えられます。背中の骨がずれたり縮んだりすることで、背骨を通っている神経を圧迫して、背中に痛みを覚えることがあります。

ストレスが原因で引きおることもあり、検査をしても異常がないのに、背中が痛くなるといった特徴が見受けられます。筋肉のこわばりで痛む場合や、内臓疾患が原因で症状があらわれる場合もあります。加齢による骨や軟骨などの劣化や腰に負担がかかる仕事・悪い姿勢なども原因になります。

痛み方はさまざまで、背中がチクチクするや違和感がある・肩甲骨が痛いなど訴える方が多いです。同じ姿勢のまま寝ている場合や、まくらの高さが合わないものを使用している場合なども背中の痛みを感じることがあります。特に内臓疾患が原因で引き起こっている場合は注意が必要です。心筋梗塞を起こす前兆で背中が痛くなるケースがあり、放置していると取り返しがつかなくなることもあるので、早急に専門家へ相談することが重要になります。背中の痛みは、放置していても良いものと、早急に治療をしなければならないものがあるので、注意する必要があります。